ばあちゃん

僕には今年95歳の婆ちゃんがいる。昔他のブログで書いたことあるんやけど、うちは共働きで両親よりも婆ちゃんと過ごした時間が長い。幼少の頃は寂しがれば抱っこしてくれる。3歳か4歳の時、自宅近くで僕が野良犬に襲われてると聞きつけた婆ちゃんは、あっという間に野良犬を追い払ってくれた。あの頃の婆ちゃんは父親よりもでかく見えた。12・3年前から認知症と診断され、今では寝たきりの上もう僕の事もわかってないだろうと思う。今年3度目だけど訪問看護の方が直ぐに医者に連れていった方がいいとの事で11時からかかりつけの医者へ行き診察。肺の水が増えているから抜くとの事で処置にかかられたが詰まって10CC位しか抜けないとの事。もっと大きい管を入れれば出来ますがかなり危険との事で、まずは肺からとった水を検査します。今落ち着いてるので今日は自宅で様子を見てくださいとの事で、待合室で待ってましたがなかなか呼ばれず、14:00過ぎにやっと呼ばれ、今様子を見てましたが呼吸が乱れたり無呼吸になったりしていますので紹介状を書きますので今から行ってくださいと言われ、市内の総合病院まで行き、また検査をし、ドクターも婆ちゃんが95歳ということもあってか、個室しか空いてなかったせいかもしれんけど、あまり携わりたくなさそうでした。信じられないことに、医療の世界では当たり前なのかも知れんけど、集中治療室に入ったとしても、もっと若い重症の方が来られればそちら優先になりますよと父に告げていた。それを聞いた父は連れて帰りますと速答し19:00に帰宅。今は少し落ち着いてますが、明日ケアマネジャー達と相談し、残りの時間を少しでも楽になる方法を見つけて行こうと思います。この歳まで生きたんやからよかろうもんと思う気持ちもわかるけど、生きている今が苦しんでいる。少しでも和らげてあげたいと強く思います。